【月曜から白点の話で(^^; 病魚はおりませんが、長記事です】
今まで、エサが多過ぎて失敗したことはありますが、金魚のエサが少な過ぎることについてはあまり言われないようで、しかし、やはり弊害もあるように思いました🤔
免疫力の低下です。
夏は人間も暑さで体力を消耗しますが、金魚もちゃんと食べないと体力が衰えて、生き物として同じようにバテるかもしれない。
ベニちゃんの赤点病(勝手に命名)、フナの(実は)ポップアイ気味は、いずれも常在菌も少なからず影響してると思うのですが、それらに負けない体力が、夏過ぎてバテ気味だったと考えると、まず第一に水質管理の甘さに加え、とても食べたがっている金魚たちのエサを絞り過ぎていたということが、果たして影響していないと言えるだろうか…?
病気治療中はエサ切りが鉄則だったりしますが、全く与えないより、少量を与えながらの方が治るパターンもあると思いました。実際には、白点病の治療で、毎日水換えしながら、少量のエサを与え続けて治りました。(寄生虫ではありますが、薬浴なしの塩水浴のみで。)そもそもうちに来る前に「栄養不足」で弱っていたのが発症の原因だと考えたからです。(注:白点病における塩水浴のみの治療、薬浴との差は分かってません。まだ負担が軽いのではと思いました。)
白点病が金魚の風邪とも表されるのは(全然違うという意見もありますが…)元々水槽に少なからず存在もしていて、また、外部からも持ち込まれる白点虫に侵されてしまうのは、金魚の免疫力が低下しているからであり、人間が感染する風邪ウィルス同様「弱っている場合にかかる」からですよね。そして、その主な原因は、栄養不足やあらゆるストレスなどではないかと。(ちなみに水は多少悪くても、免疫力がある金魚は意外とヘッチャラで…。ただし、ストレスは、水質悪化が原因ということは大いにありえます。)
ところで、真夏の白点病はちょっと別物のようでして、強力な姿に変異した寄生虫が襲い掛かるようなイメージであり、ちょっとした風邪、などではなく、即、入院、酸素マスク、薬が必要かも…と感じました💦 多分、時間をかけた虫の駆除(=塩水浴)だけでは治りません。(と、いうのも、酸素供給に欠かせない、エラを早期にやられるように感じたので。)
もしも、しっかり食べていた金魚が病気になるとしたら、消化不良によることも多いと思うのでエサはちゃんと切るべきですが、十分食べていないことも原因で、弱ってきたために病を発症したのだとしたら、果たしてエサは完全に切るべきなのかは…。
どうも、食べられるようであれば、ごく少量を与える方が(消化不良が直接の原因ではない病の場合には)治りやすいように思うのです。栄養失調状態でも、塩や薬で生還する金魚はいるとは思いますが、そんな状態では、最終的には病を乗り越えられないケースが少なからずあるように感じました。
と、言うのも、金魚の病の回復には、その免疫力・治癒力がかなりの部分関係しているからです。(多くの場合、薬の力ではないと考えます。ただし、寄生虫は除きます。)ただ、エサを与えながら治す場合、最初のうちのマメな水換えは、慎重に行う必要があると思います(消化不良と隣り合わせにもなるため)。また、バクテリアのいない水の汚れは病魚にとってはすぐに致命傷となり、塩素の完全な中和、ぴったり水温合わせ、は必須です。
金魚の食べたい食べたい…を我慢させて消化活動を止めてしまい、さらに弱らせてしまった子たちを思い出すと、マニュアル通りが必ずしも正しいとは思えず、ケースバイケース、例外も多々あるのではと思わずにはいられません😨
注:まだ慣れていない場合の病気治療の基本は、隔離してエサを切り、早期に治すことだと思います。
【フナのポップアイ気味は、砂利の漁り過ぎが原因…という説ありです(^^;】