すくい金魚

金魚すくいのギンちゃんは 昨年七歳で旅立ちました 「人間が健康で初めて金魚が元気になれる」🐟️

人間の心身が病んでると金魚も病む

 

朝8時、室内水温14.2℃☁️

 

 

ちょうど2年前のこと。帯状疱疹のワクチン対象者になった途端、まさかの帯状疱疹に。コロナ騒ぎの際もワクチン依存はなかったけど(仕方なく最初の2回は打った) 帯状疱疹はまさに何の前触れもない、青天の霹靂という感じだった。

 

その辺りから体調に異変が出て来てたようで、昨年は怪我と病の一年だった。

 

まずは、気付けばこれが更年期障害なのか…と、手指に不具合が生じていると思ったら、利き腕の打撲をきっかけに薬指がバネ指になった。

 

その後に肩周りの骨折。安静を余儀なくされた結果、手指が再び強ばってしまいグーが握れなくなっただけでなく、両手首から親指にかけて辛い腱鞘炎が現れた。

 

漢方薬でどうにか持ち直したが、骨折のダメージは大きく、身体のあちこちの関節や筋肉がギシギシして経験のない痛さは消えることがなく、さすがに気分も下がって行った。更年期恐るべし。

 

東京ディズニーシーにて (2021/11/20撮影)

 

 

そして、不自由な心身のまま夏が過ぎ、体力免疫力が底をついてると感じた頃、世の中でかなり下火となっていたコロナウィルスがうちにやって来た。水を飲むのもやっとの喉を切り裂くような痛さが過ぎてからも、人生初めてやる気ゼロの日々が続いた。

 

 

それでもどうにか仕切り直して体力をつけようと努力しつつ、懸念していた意外にも寒い冬がやって来てしまい、人混みにはほとんど近付いてなかったのに今度は大流行のインフルエンザに初めて罹患した。

 

脱水症状も合わさった頭痛と吐き気が続き、喉に痛さは感じなかったもののなぜか声が出なくなった。たびたび打ちのめされてとうとう気力さえも底をつき、再度全くと言っていいほどやる気を無くす経験をした。

 

 

そんな中でも金魚の世話とブログの執筆はやめなかった。

 

 

しかしながらそれら飼い主の絶不調の代償であったかのように、長く飼っていた大切な金魚たちを次々と失った。

 

主な原因は、エサを食べさせ過ぎたこと。酷暑の夏にエアコンを切ることなく療養していたため、金魚部屋も影響を受けて快適な水温となり、元気な高齢金魚たちに毎日のようにたらふく食べさせていたのだ。エサやりで元気をもらっていたのかもしれない。

 

 

もうすぐまた春がやって来る。どん底まで落ちた心身はあとは這い上がるだけとなり、金魚が飼い主と共に災厄を背負ってくれたおかげでこの一年を乗り越えて来れたのだと思う。

 

そろそろ飼い主も金魚も、穏やかで健やかな季節を迎えたい🌸