すくい金魚

金魚すくいのギンちゃんは 昨年七歳で旅立ちました 「人間が健康で初めて金魚が元気になれる」🐟️

塩水浴も薬浴も知らない金魚だけに


気付けばうちは塩水浴も薬浴も知らない金魚だけになった。金魚を長生きさせたい場合、薬浴は効果がないことが早いうちに解ったので、最後に薬を使ったのはかなり前だ。


塩水浴はエラ病の酸素不足の助けにはなるので昨年一か八かで七歳魚に使ったけど、いくらか延命出来ても長生きすることはなかった。

 


金魚の治療薬があるとすれば、それは自らの免疫力に他ならない。それを枯らすことなく早めに対処(水換え)出来れば、金魚は簡単に息を吹き返す。


そのタイミングを逸するから塩や薬に手を出してしまうのだけど、もしもそれらが効いた!と思ったとしたら、まだ水換えだけで良くなる段階だったのだろう。


くれぐれも塩や薬の単独の効果だと勘違いしないようにと思う。

 

 

ちなみに、そもそも本水槽の水質をしっかり安定させない限り、水換えだけで金魚の不具合が良くなることはないのでこちらも勘違いしないように。

 

 

薬浴をした金魚が成長期を過ぎる5歳を超えて(6歳以降)長く生きてますか?(薬浴が必要ではなかった個体を除く)。


金魚も成長しているうちはまだ強かったりするので薬にも耐え得るけど、それ以降は多少なりとも免疫力が落ちるため頑張りが利かなくなる。人間も同じだ。

 


結局、金魚に何度も薬を使うのは飼育が下手だと言ってるようなもので、やれることはやった!という人間の言い訳としても通用しなくなる。

 

まずは、薬を多用しながら繰り返し金魚を購入するのはやめよう。なぜなら【死ぬのに慣れるともう上手くはならないから】。

 

そして、是非とも環境や飼育方法や自分自身の内面の見直しを計ってほしい。