人生所々金魚を飼ってきましたが、幸い(あいにく) 白点病は、2017年まで未知の病でした。以前も書きましたが、寄生虫が起因の病ではありながら、塩水浴だけでも改善するようです。
ただし、白点が5日間ほどで消えたように見えても、もう少し治療を続ける必要があり、水温によっても異なるようですが、期間は1~2週間、長いと3週間以上かかると思われます。
また、寄生虫に養分を取られると考えると、エサはごく少量を与えながらの方が良いように感じました (例外として、急速にエラをやられた場合には、塩水浴では難しいと思います)。
追記:塩水浴、白点虫の駆除は出来たようですが、その他の治療効果は定かではありません。
また、寄生虫起因の病であるツリガネムシ病やイカリムシ、白雲病も、白くなる病のようですね。 それに、尾腐れ病も、最初はヒレが白っぽくなるので、あれ?っと思いますし、水カビ病も然り、でした。その後はヒレが切れて拡大しないうちに、早めの対処が必要だと思いました。
低水温期は特に、金魚の代謝や虫の活動力のせいもあってか、白いものがなかなか取れにくく、しかし、高めの温度設定のヒーターと塩水浴を併用する治療は、逆に症状を悪化させることがあるようです(溶存酸素や血液濃度の関係なのでしょうか…) 。
これからの時期、ヒーターはうまく使えば治癒を早めるかもしれませんが、金魚の状態にもよると思います(あまりに弱っていると、水温が上がることさえ負担になる時があるので、細心の注意が必要です)。ヒーター+塩+薬、は混迷必至と考え、行ったことはありませんm(_ _)m
そして塩は、高水温で使うよりはトラブルは少なそうですが、何より低水温期というのは、水換えの温度差が原因で不具合を起こしやすいため、マメな水換えを行う塩水浴においては、さらに注意が必要だと感じます(ちなみに、塩を溶かした直後の水は、水温がわずかに下がるようです)。
フナは最初の頃、白いモヤモヤの浮遊物(粘膜? )を出しまくりで、水槽中が白くなるほどでした。一匹だったので他に感染する心配もなく、塩水浴を続けながらも効果はよく分からないままで💧冬のことでしたが、終始、元気に泳ぎまくっていたので、今となっては何の症状だったのかはナゾです(^^;
ちなみにうちでは、よほどのことがない限り住まい(水槽)から金魚を出していません。ビビりな金魚の場合は特に、移動がストレスになると思われ、できる限り自宅の水槽で解決したいと考えてます。
それまである程度順調な環境で、数ヵ月以上暮らしていたのであれば、金魚は赤くなる場合と同様、白くなる場合でも、早めの水換えなどで治る力を持っていると思います。本来は寒さにも強い金魚ですが、個々の状態を見極めて、適切に温めながら、無事に冬を乗り越えられますよう😐
【治療の先も後も、水を作ることが何よりも大事です❕】