塩水浴然り、症状は一時的に良くなるかもしれないけど、長生きはしない。何度も言ってるけど、金魚に金魚用でもない薬を使う素人が後を絶たないので、とうとうタイトルにしてみた。
※ 塩水浴は、若くて元気な個体に使用する分には特に影響はない(長い目で見たら効果もないけど)。また薬浴も、強い個体であれば影響は少ない(生き残る)。
そもそも観賞魚用の薬は、大量に魚を扱う人(金魚屋さんとか繁殖する人とか)が、病気の蔓延を防いで強い個体を残すために使うことはあるかもしれないけど、弱い個体を救うためにではないはずだ。
つまり、素人の使い方は間違っているのである。
実際、弱い個体は塩や薬では長生きさせられない。それがアマチュア飼い主の実体験だし、プロであれば知ってるはずのことだけど、薬浴が勝手に一人歩きしている。
あいにく商売に結び付いてることもあり、金魚業界は古くてしがらみもあると思うので、解っていても素人にハッキリ言う玄人は少ない。
せめて処方箋のない薬品を安易に使用する人たちが、一時的な効果だけを謳う情報を拡散しないでほしいと思う。
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