【長記事です~m(_ _)m】
先日、ギンちゃんが若干ではあっても明らかに浮いており、とてつもなくびっくりしました(*_*)
写真は問題ない状態です(↓)
とりあえず泳ぎ回っているので、よーく観察しないと分からないレベルだったのですが、飼い主は見逃しません。一日のエサ量を今までで最大にした頃で、また、いつもより多めに換水したタイミングだったので、それも影響したのだろうか?と。
それにしても、長物だし、エサは少なめだと思っていたし(その2、3日前から1日23粒くらいを3回分け)、春からずっと食べてるエサだし、高たんぱく高脂質でも比較的消化に良いエサだと思っているため、夏場に1日2、3粒増やしただけでそれが原因になるのかなぁ…と。何か別の要因があるのではないかと思いました。
まずは、最近、今までと違うことはなかったかを考えると、夏だからと安易に思っていたのですが、水面でパクパクしてはまた底に戻ってエサ探しを始める、という行動をしており、水面には小さい泡泡がたくさん浮いていました。暑くて酸素がもっとほしいのかもしれない、と思いながら、夏だから仕方ないかと軽く考えてました。
それに、酸素を多く取り込んで消化を助けるためなのかな?と思ったのですが、気のせいか特に食後に長くパクパクしているようにも感じました。(飼い主に向かって)もっとエサがほしい、と訴えるのとは違うパクパクです。そもそも出来るだけエサを沈下させているので、水面をずっと探し回る行動はほとんど見られません。
水量は50リットルあるし、定期的に換水してるし、溶存酸素が少ないとは考えていなかったのですが、スポンジフィルターのエアーは夏でも変わらず弱めに絞っており、60センチという長い水槽の半分くらいしか水面が動いていないことを考えると、水流が少ないことでやはり何か不具合があるのかも?と。大きな上部フィルターで十分な水流と濾過力を誇っていたときとは訳が違うのかもしれない…。
そのため、フィルターとは反対側に、延長コードを引っ張って小型のエアーポンプを設置し、とりあえず小さなエアストーン(現在はロカボーイコンパクトを濾材なしにしたもの。無音なので重宝)を投入して、水を少しかき回してみることにしました。ちなみに、酸素不足を補うほどにはなりませんが、この間購入したアナカリスは事前に数本投入してました。
実は先日、ブロガーさんの転覆についての記事を見て、もしや?っと思ったのです。 浮き気味になったのは、もっと酸素がほしいパクパクで空気も一緒に飲み込んでいたから、というよりは、水流不足のために、見えない油膜やエサから溶け出した成分?が水面に浮いていて、それをギンちゃんは酸化した油のジャンクフードがごとく副次的に、もしくは美味しいので敢えて、食べてしまっていたのかもしれない…と。
何かが原因でお腹にガスが発生して浮力がついたとしたら(エサのタンパク質を消費する際にもガスが出るとのことですが)直接的にエサが原因とはどうも考えにくかったので、長くエサを切ったり極端に減らして改善を図るのではなく、今回のガスの元となったものを出来るだけ体に取り込まないようにすればよい、と自分なりに納得させて頂きました。
おかげさまで、ちょっとエアレーションを足しただけで、水面の美味しいものがあまり留まらなくなったのか(もしくは多少酸素が追加供給されたのか)、パクパクは少なくなり、気になっていた泡泡もキレイに消え去って!ギンちゃんは念のため少し抑え気味のエサに不満げな様子ながらも、以降、全く問題なく元気にあちこちエサを探し回っています(*^-^)
金魚の不具合の原因は一つではないことが多々あると思うのですが、今回も、原因はエサの量だ!っとすぐに思い込んでしまうのではなく(栄養豊富なエサの成分が溶け出して水面に存在していたことは否めませんが…)、もしエアレーション一つで解決できたとしたら、とても良かったと思います。浮き→転覆、は進行していく厄介な不具合だと思うので。
それから、もし酸素不足があったとしたら、高温が続けば金魚鉢や睡蓮鉢と同じように、大きな水槽でも起こりえるのですかね…。フナ尾の和金などは、とにかく酸素不足をなかなか感じさせない印象だったのですが、丈夫そうな朱文金でも、銀燐はまた違うのだろうか、とか…。
浮きや転覆は、後天的にはエサやりがメインの原因だと思っていたので(先天的には浮き袋の異常があるのでしょうか)、今回も間接的にはエサなのかもしれませんが、異なる考え方になると思い、とても参考になりました。ちょっとイレギュラーな飼い方(60センチ標準水槽、スポフィル一台、一匹飼い)だったので、今回エアレーションを追加し、まだまだ手探り飼育は続きます(^_^;)