朝8時、室内水温13.8℃🌤️
年が明けて、うちの金魚の半数以上が七歳になりました。今まで一度だけ和金を繁殖し、右も左も分からないまま自己流で育てた最後の一匹が享年七歳だったので、一つの目標に達した気がします🙌
この記事からの続きです↓
12/2 水換えなし(0.5%塩水浴5日目)
飼い主を見るとソワソワと泳ぎ出し、午後にエサ3粒投入 喜んで食らい付き、その後も泳いでいた
12/3 朝から泳いでいた
宿便なのか?多めの浮きフンが見られた
午前にエサ5粒
午後に塩水0.5%の水換え半量10リットル(塩水浴6日目)
夕方も夜も泳いでた フンが出たのが良かったのかもしれない
12/4 水換えなし(塩水浴7日目)
昼にエサ5粒
観察はあまり出来なかったが泳ぎに問題はなし
12/5 午前にエサ5粒
午後に真水の水換え約1/3量7リットル
塩分濃度を下げて行くことにした(約0.3%濃度)
さて、今回の経緯でワキンちゃんが泳ぐようになったきっかけはエサだと思われ、塩水浴にして徐々に状態が良くなったから、かどうかは判断出来ません(塩水浴開始と同時に水量を倍にして、水換えを毎日に移行したため)。
ちなみに、治療中だからと言って金魚にずっとエサ切りするのが必ずしも良いわけではないので、フン詰まりによる腸内の腐敗などを防ぐためにまずは泳いでくれる環境を整えて、かつ少量のエサで排泄を促すことだと考えました。
そして、もしも0.5%の塩水によって金魚の元気な状態が維持されてたとしたら、泳ぎ出してから数日(塩水浴開始からは一週間)で濃度を下げてしまうと金魚に変化がありそうですが、とりあえず泳ぎは変わってません(昔、エラ病の金魚で、0.5%から濃度を下げられなくなったことがあったけど)。
ただしワキンちゃんには、おそらくまだ「治癒力があった」ため、塩水による浸透圧調節で少なからず楽になり、みるみる状態が良くなった可能性はあります🤔
ちなみに飼い主の場合、塩水浴は細菌や寄生虫の勢力を少なからず弱める効果を期待して使用しますが、早期に真水の水換えで治る力がなかった金魚が、塩水浴で楽チンな状態になることだけですぐに具合が良くなることはないと思ってます。
しかし塩には、金魚が「不具合によって体内のバランスを崩してしまったのを整えてくれる(元に戻してくれる)作用はある」と思うので、短い間にそのような効果があったのかもしれないと。
結局のところ塩水浴とは、使い方を間違えて金魚の死期を早めることも多いのだけど、素人には解りにくい「一部の効果の方が取り沙汰されている」のではと改めて感じました。
【結論】安定したバクテリア水の中で長期間飼育されていた金魚であれば、不具合が起きても「まだ治癒力があるので」塩水浴の効果は多少なりとも期待出来るが、不安定な水質の中で飼われていたり、管理が悪い販売元などから購入したばかりの金魚の場合、不具合が明らかになった時には「すでに治癒力が枯渇している可能性が高いため」塩水浴の効果はない。
あくまでも金魚は、自身で良くなる力(治癒力)が残っていないと治り切ることは難しく、浸透圧調節されて楽になると言われる0.5%以上の塩水に入れて一時的に良くなったとしても、結局そのままでは弱っていくので(粘膜が薄くなり細菌感染しやすくもなる) やはり「真水の水換えだけで回復する治癒力が少しでも残っているかどうか?」がカギなのだと思います🔑
PS:今回、ワキンちゃんを赤斑病にしてしまった原因は、水量および水換え不足でした。中型金魚で10リットル管理のヒーター設置なら、特にフンや粘膜で水が汚れやすい最初のうちは、毎日(半量の)水換えが必要。20リットルなら一日おいてもセーフだと思います。体調を崩した金魚にとって、常在の細菌(エロモナス菌)の影響は大きかったのでしょう。