今回はフナ、初めての上見と正面からで…。


ようやく梅雨明けして、すっかり蒸し暑くなってます。フナは相変わらず絶好調、活性が一番高くなる今、泳ぎは一段と力強くなっており、お迎え時と何ら元気度は変わっていないというのは頼もしいかぎりです。
フナは、信頼できる遠方の金魚屋さんから宅配便で運ばれて来ました。お店の案内に従い、ストレス軽減のための塩水浴から始めて、さらに懸念があったので期間を延長したという経緯はありましたが、結局元気な個体だったので、塩水浴は必要なかったかなと思ったりします。うちの場合、最初に塩水浴を施さなかった金魚ほど長生きしてます。
これは単純に、塩水浴が必要と判断される=弱っている、つまり元々弱かった、塩水浴不要と判断=そもそも強い、からなのではないかと感じています。普通は念のため、塩水浴や薬浴を使ったトリートメントが推奨されてますね。しかし、アマチュアで不慣れだと、逆にトリートメントが毒にもなり得ると思い、つまり、それらは少なからず金魚に負担をかけると思うのです。
ある程度元気な個体にとっての塩水浴や薬浴は、大したことはないように思えますが、明らかに元気がない個体にとっては結構なリスクが伴うという、トリートメントや治療が必要と判断される金魚たちほど、それらを行う過程で金魚に備わっている治癒力を弱めてしまうことがあり、最終的に本当に元気にするのは何だか難しくなってしまう。
金魚素人にとっては、リハビリ後、退院後の体調管理を上手く行うことが、意外と肝なのではないかと感じています。プロとはやはり違うので、最初にトリートメントを必ず行うべきかどうかは少し考えてしまう部分です。良薬になり得る塩水浴は、できれば奥の手としたいところです。