実をいうと銀鱗朱文金のギンちゃんには、リンちゃんという、相棒になれなかった上に生かしてもらえなかった、透明燐?の朱文金がいました。飼い主の心の整理ができるまで、いつも少し時間を要しますm(_ _)m
ギンちゃんは高級金魚すくいだったからか、すくえなかった場合のお持ち帰りは一匹だけ、できれば二匹を希望した飼い主は、「もう一回やるなら好きなの一匹やるよ」というおじさんの甘い言葉に即行吸い寄せられ、再び300円を投じたもののビギナーズラックはすでになく…二枚目のポイは実にあっさりと破けたのでした。
そして選ばれたのがリンちゃんでした。上見だけではなかなか難しいけれど同じような朱文金を…と、待ちくたびれる連れとギンちゃんを尻目に、どうにか唯一匹を選定しました。まだお祭りが始まったばかりの午前中だったため、まさにヨリドリミドリの可愛い金魚たちが所狭しと漂っていた中、リンちゃんは選ばれたのでした。
そんな二匹はおじさんによって、レトロなステンレスの固い網?ですくわれたので妙にヒヤヒヤし、更におぼつかない手元でどうにか小さな袋に移し変えられ、金魚すくい素人の飼い主は、長い金魚のジャストフィットサイズのキンチャク袋にかなり焦ってしまい、とっとと家路を急いだのです😅