朝8時、室内水温23.5℃☀️
恒例の、塩水浴は効果がない、という話です。玄人の方は治療には使っていないと思うので、主に素人向けです。
いつの間にか素人が金魚の治療のために使うようになった塩水浴ですが、無理もないのでしょう。ネット情報のみならず、金魚関連の本にも何かと塩水浴を薦めているので、その効果を疑いようがありません。
しかし、飼い主は、金魚を救おうと思って塩水浴を数年間使い続けて来た結果、病の治療効果はかなり限定的だという結論に達しました。
ぜひ、塩水ではなく真水で金魚の回復を試みて下さい。
塩水浴が効くと言う方は、真水ではどうか試したことがありますか❓️
もし、ないのなら、塩水浴は効果がある、ということは、厳密には言えないと思います🙊
いずれも早期発見の軽症ではありましたが、エラ病、赤斑病、浮き気味、白点病において、飼い主は塩を使いませんでした。それでも金魚たちは回復し、今も、生きてます。
塩水浴で治った金魚は真水でも治ったでしょうし、真水で治らなかった金魚は塩水浴でも治癒には至らず、さらにもし薬浴を使って治ったとしても、予後が悪くて他の金魚ほど長くは生きなかったのではないでしょうか❓️
塩水浴を治療に使わない一番の理由が、予後の悪さです。薬浴ほどではないにしても、少なからず「弱った金魚にとっては負担になる」ようで、負担にはならないので長期間使用していい、という見解は間違ってると感じました。
「金魚を治すのは塩ではなく、あくまでも金魚の治癒力です」
金魚が生きるために普通に行っている浸透圧調整に、エネルギーを取られてしまうほど弱った状態の金魚は、たとえ一時的に回復したとしても治癒する見込みは低く、そのため治療という意味で、塩水と真水の差はほとんどないと言って良いと思います。
金魚屋さんのように、金魚の浸透圧調整を助けることで「疲労回復的に塩水浴を行う」のであれば、問題はないのでしょう。
塩信奉は、金魚のためではなく、金魚飼いのためのもの。宗教と戦争は常に仲良しですが、塩水浴を信仰する前に、このメッセージが届くと良いなと思ってます。